心の不調を見つけたいなら|うつ病診断を利用すべし

看護師

最初の一歩をどうするか

女性

知らなければ損することも

何か辛いことや悲しいことがあれば、人は誰しも落ち込んだり悲観したりもしますが、殆どの場合、数日もすれば前向きな気持ちを取り戻します。ところが待てど暮らせど、一向に気分が上向き加減にならないのがうつ病気ですので、普段の自分と違うおかしさを感じた時は、専門医の診断を受けましょう。うつ病の専門医は精神科、ならびに心療内科ですが、精神科というネーミングに抵抗があるなら、心療内科で診断を受ければOKです。厳密には精神疾患の治療と、精神を起点とする身体疾患の治療など、専門分野は明確に分かれているものの、うつ病の診断はどちらも対応しています。うつ病もほかの病気と同じで、悪化する前に治すのが基本ですから、先延ばしせずに病院へ出掛けましょう。ただし近くに専門病院がない場合や、やはり行きづらい時は、普段お世話になっている掛かりつけ医の下へ訪れるのが、ちょっとした豆知識になっています。掛かりつけ医なら気軽に相談できますから、先ずはワンクッションおき、その後にうつ病の専門外来へ赴くと良いでしょう。実はこの方法は全く無駄という訳でもなく、国が推奨する医療機関の分担という観点から見ても、理にかなった方法なのです。例えば紹介状がない状態で、いきなり大きな総合病院の精神科、もしくは心療内科へ行きますと、会計の時に特別料金を請求されるのでお気をつけください。これは選定療養費という公的な費用となっており、病院によっては5千円や1万円など、高額な場合がありますから無視できません。ですが予め掛かりつけ医で紹介状をもらっておけば免除されるため、病床数が多く、高度な医療を行う病院へ向かう際は、先に掛かりつけ医へ行くのが正解です。知らなければ余分なお金を払って損をしますから、うつ病の治療でも、覚えておくと良い基本知識になります。一方、旧来のイメージですと、うつ病はどこか稀有な病気という印象を持たれるかもしれませんが、ストレスが蔓延する現代では、決して珍しい病気ではありません。ある統計によりますと、何らかの精神疾患に掛かる方は年間で1千万人を超え、その内の3割以上はうつ病という報告も出ています。ともすれば4百万人に届きそうな数となっており、特段気負いする必要もありませんから、気軽な感覚で専門医の診断を受けてみましょう。また、うつ病は一括りに語られることも多いのですが、実際には不安障害や気分障害、そして物質使用障害など数々の種類に分類されます。さらに発病に至る原因も、日頃のストレスのほか、深層心理に残る記憶や生活習慣病由来など、様々なキッカケがあるです。それらも含めて正確に判断を下すことは専門医にしかできませんので、精神科や心療内科で診断を受けることは、うつ病を治す最初の一歩になっています。